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京王線6000系 詳説
最終更新:2010.-4.16


0番台(消滅) 0番台(消滅)
0番台は当初6連で登場し、後に5連+3連の分割編成になりました。

当初は高尾山口・京王八王子行の分割特急に使われましたが、後に分割特急は8000系の6連+4連が使われるようになったため、0番台は8連での使用の他、5連は10番台の2連と併結して7連(土休日のみ)を組んだり、2番台の5連と併結して10連を組んで使用されました。

現在、最後まで残った6707F+6807Fの引退により、0番台は消滅しました。なお、この編成の一部は、事業用貨車のデワ600系として活躍しています。
 (2003.12.12 笹塚)

0番台(最後まで残った6707F+6807F)の編成
←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→
Tc1 6707 M1 6007 M2 6057 M1 6107 Tc2 6757 Tc1 6807 M1 6407 Mc2 6457
(現・デワ 601) (現・デワ 621) (現・デワ 631)


デワ600系
デワ600系は6000系0番台からの改造車で、レール運搬の際はチキを挟んで、検測の時はクヤ911“DAX”を挟んで運行されます。
デワ601はSIV・CPを装備し、単独運転も可能です。
デワ600系貨車+チキ デワ600系貨車+クヤ911“DAX”
デワ600系貨車+チキ デワ600系貨車+クヤ911“DAX”
 (2005.-3.-2 高幡不動)  (2008.-2.12 分倍河原)
編成 編成
←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→ ←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→
デワ 601 チキ 291 チキ 292 デワ 621 デワ 631 デワ 601 クヤ 911 デワ 621 デワ 631


10番台 10番台
10番台は都営新宿線への直通に対応していない車両で、8連と2連があります。

10連で使用される時は必ず上り側に2連が増結されます。このため、先頭に出ることのない2連のTcには、スカートがついていません。この2連のうち6416Fと6417Fはワンマン運転対応車で、競馬場線で2連単独で使用されることもあります。この場合、スカートのないTcが先頭に出ます。
また2連は、9000系8連と併結した10連で使用されることもあり、この場合も上り側に連結されます。

なお、8連については2010年2月22日で全廃となる予定でしたが、高幡不動の車庫構内で発生した脱輪事故の影響で9004Fが運用離脱しているため、その復旧まで6717Fのみ残される模様です。
 (2010.-1.28 八幡山)

10番台の編成
←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→
←東府中 府中競馬正門前→
Mc 6411・12・16・17 Tc 6861・12・16・67 Tc1 6717 M1 6017 M2 6067 M1 6117 T 6567 M1 6217 M2 6267 Tc2 6767


20番台
20番台は混雑緩和のために片側5扉となり、5連×4編成が製造されました。

混雑の緩和が進んだ為、乗車位置を合わせる目的で6723F・6724Fは4扉に改造されました。中央の扉を撤去し、その両隣の扉を中央に寄せて改造されたため窓配置が不規則で外観上の特徴でしたが、2009年9月で運用離脱・廃車解体されました。末期は2編成併結の10連で運用されました。

5扉のまま残った6721F・6722Fは編成の組換えが行われました。
6722Fは6122を抜いて4連とし、その6122は6171に改番の上、6721Fに組込まれ、6連となりました。4連となった6722Fはワンマン運転対応となり、動物園線でラッピング電車"TAMA ZOO TRAIN"として活躍しています。また6連の6721Fは、相模原線内の各駅停車に使用されていましたが、2006年9月に定期運用を離脱し、2007年6月に廃車解体されました。

なお20番台は他の6000系と異なり、車番プレートに縁取りがありません。

20番台(5扉6連・消滅)
5扉6連(消滅) (2004.-7.28 調布)
20番台(5扉6連・消滅)の編成
←調布 橋本→
Tc1 6721 M1 6021 M2 6071 M1 6121 M2 6171 Tc2 6771
 

20番台(5扉4連)
5扉4連 (2004.-7.28 調布)
20番台(5扉4連)の編成
←多摩動物公園 高幡不動→
Tc1 6722 M1 6022 M2 6072 Tc2 6772
 

20番台(4扉5連・消滅)
4扉5連(消滅) (2006.-1.30 桜上水)
20番台(4扉5連・消滅)の編成
←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→
Tc1 6723 M1 6023 M2 6073 M1 6123 Tc2 6773 Tc1 6724 M1 6024 M2 6074 M1 6124 Tc2 6774
 

20番台の車番プレート
20番台の車番プレート
30番台の車番プレート
(比較用)30番台の車番プレート


30番台(消滅) 30番台(消滅)
30番台は都営新宿線への直通対応車両で、8連と2連がありました。末期は、全て下り側に2連を連結した10両編成となっていました。
9000系30番台の増備により徐々に数を減らし、最後まで残った6742F+6438Fは2009年6月10日で運用を離脱しました。
6438号1両のみ、パンタを菱形に戻されて若葉台に保管されています。保存目的と思われますが、詳細は不明です。
 (2009.-5.11 若葉台)

30番台(最後まで残った6742F+6438F)の編成
←本八幡・(新線)新宿 高尾山口・橋本→
←新宿 京王八王子・高尾山口・橋本→
Tc1 6742 M1 6042 M2 6092 M1 6142 M2 6192 M1 6242 M2 6292 Tc2 6792 Mc 6438 Tc 6888


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