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2004年夏休み旅行レポート 三重編

2004年夏休み旅行の第一弾として、清瀬駅利用者さんと名古屋方面へ向かいました。今回の乗り潰しは主に三重県内です。

「ぷらっとこだま」チケットいつもならムーンライトながら号で名古屋へ行くのですが、今回はこの旅行の後にも北海道旅行を予定していたので、体力を使い果たさないように、新幹線を利用することにしました。少しでも安く済ませるため、JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を利用しました。

ICOCA津田沼6:15→各駅停車→6:49秋葉原6:52→(山手線)→6:56東京

ぷらっとこだまの乗車票は東京都区内発ではなく東京駅発なので、私の定期券区間から外れる秋葉原-東京間は普通に運賃を払う必要があります。そこで、5月に改モリ17さんに買ったきてもらったICOCAを使って乗ってみました。8月から共通化されたばかりです。
タッチ・アンド・ゴー。おっ、ちゃんと使える!(←当たり前だ)

こだま東京7:23→こだま443号→10:18名古屋

品川駅の開業後、総武快速線からの乗り換えが便利な品川駅を利用していますが、今回は都区内発ではなく「駅」発の切符であり、品川発と値段が同じだったので、東京発のものを買いました。秋葉原から品川よりも、東京の方が安いからです。
全駅に停車するこだまは、基本的に近距離の利用や、のぞみ・ひかりの停車駅から乗り換えて利用する機会の多い列車ですが、今回は東京から名古屋という長距離の乗車になりました。途中新横浜・小田原・三島・新富士・静岡・浜松・豊橋・三河安城で通過待ちがありました。品川・掛川と、追い越し設備の無い熱海を除いた全ての駅で通過待ち、しかも小田原・新富士・豊橋では2列車の通過を待ちました。

あおなみ線試運転名古屋に到着。東京からの乗車時間は2時間55分でした。のぞみなら新神戸まで行けるだけの時間がかかりました。関西本線ホームで、7月28日から旅を続けていた
清瀬駅利用者さんと合流し、ここから行動を共にしました。
出発前にホームから、10月6日開業予定の、あおなみ線の試運転列車が見えました。

西桑名駅名古屋10:40→普通→11:07桑名/西桑名11:22→12:23阿下喜

関西本線で桑名に到着後、隣接する三岐鉄道北勢線の西桑名駅へ移動しました。桑名駅には西口と東口がありますが、何故か東口側に西桑名駅があります。池袋駅以上の謎です。(笑)

北大社駅北勢線は経営不振のため、4月に近鉄から三岐鉄道に移管された路線で、線路幅が762mmのナローゲージです。ちなみに、JRや多くの私鉄は1067mm、新幹線や、近鉄など一部の私鉄は1435mm軌間です。
多くの車両が三岐鉄道カラーに塗色変更されましたが、まだ近鉄カラーの車両も残っています。

阿下喜駅終点阿下喜に到着しました。ここから三岐鉄道三岐線の伊勢治田駅まで歩きます。

伊勢治田駅前の踏切にて伊勢治田駅に到着。ここでしばらく三岐線の撮影をしました。元西武の車両です。

伊勢治田-丹生川間の鉄橋にて鉄橋の見える所へ移動し、さらに撮影をしました。

貨物列車伊勢治田駅に戻り、列車を待ちます。ホームから貨物列車が見えました。沿線の工場で生産されるセメントの輸送のため、三岐線には貨物列車が多く運行されています。

西藤原駅伊勢治田13:57→14:08西藤原

伊勢治田から3駅で終点の西藤原に到着しました。

保存車両西藤原駅の駅構内には、いくつかの車両が保存されている他、休日にはミニSLの運転も行なわれます。


近鉄富田駅西藤原14:12→14:57近鉄富田

西藤原から折り返し、近鉄富田駅に到着しました。元々三岐線は国鉄(当時)富田駅に発着していましたが、近鉄富田駅との間を徒歩連絡する客が多かったので、途中で分岐し近鉄富田駅へ乗り入れる路線が造られました。現在JR富田へ乗り入れる路線は貨物のみの営業になっています。

L/Cカー近鉄富田15:09→急行→15:14近鉄四日市

近鉄富田から近鉄四日市へ移動しました。急行で1駅です。このとき乗った車両は、ロングシートとクロスシートの切り替えが出来るデュアルシートを備えた「L/Cカー」でした。

西日野駅近鉄四日市15:43→15:50西日野

近鉄四日市から近鉄内部・八王子線に乗車しました。三岐鉄道北勢線と同じく762mm軌間のナローゲージ路線です。
近鉄四日市を出た内部線の電車は、途中の日永駅から分岐して1駅、八王子線の終点西日野駅へ向かいます。西日野から先、伊勢八王子までの路線がありましたが、集中豪雨で不通となったまま廃止となりました。

日永駅西日野16:00→16:03日永16:05→16:16内部

その後、西日野から日永へ戻って乗り換え、内部線の終点内部まで乗車しました。
内部駅から徒歩で関西本線の河原田駅へ向かいました。

伊勢鉄道ホーム入口河原田は関西本線亀山方面と伊勢鉄道の接続駅ですが、伊勢鉄道直通用の線路は、1駅四日市寄りの南四日市まで1段高い築堤上を走るので、河原田ではホームが少し離れたところにあります。改札を入って跨線橋を上り、少し下ってまた上ります。

伊勢鉄道ホームから見下ろす伊勢鉄道ホームにやって来ました。写真左側に見える青い跨線橋の先が、関西本線ホームです。

四日市駅河原田17:27→普通→17:36四日市17:45→普通→18:29名古屋

伊勢鉄道からの直通列車で四日市に到着しました。河原田は無人駅なので整理券を取って列車に乗り、四日市で運転士から乗車券を買うのですが…

伊勢鉄道整理券 伊勢鉄道車内発行の乗車券ここでちょっとした事件が発生しました。私は予め乗車券を買っていたので問題なかったのですが、乗車券を買っていなかった清瀬駅利用者さんが、運転士に変な切符を売りつけられました。左は河原田で取った整理券で、これを見せて名古屋まで行く旨を伝えて切符を買おうとすると、410円と言われたそうです。その根拠がはっきりしないままお金を払って切符を買ってから、2人で延々考えました。四日市までなら180円、名古屋までなら740円。だったら410円は一体何の金額なのか…?
関西本線の車内で車掌に聞いてみると、おそらく河原田発となるべきところを、伊勢鉄道1駅津寄りの鈴鹿からの運賃で計算されたのだろうということでした。なんでそんなミスを…。そもそも伊勢鉄道の車内券は縦長で、短く切り取るほど安い値段で発売できるようになっているのだから、初めから名古屋まで発売することはできなかったのでしょうか? いろいろと疑問が残ったまま、名古屋に着きました。市内をしばらくウロついて、ムーンライトながら92号で帰京しました。

名古屋19:05→19:08丸の内19:15→19:20上前津/大須観音22:13→22:15上前津22:18→22:21金山22:22→22:33名古屋港22:42→22:52金山23:43→快速ムーンライトながら92号→4:47東京5:02→(京浜東北線)各駅停車→5:05秋葉原5:20→各駅停車→5:54津田沼

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