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2011年冬休み旅行レポート その0
 ※本編はコチラから。

2011年1月16日・17日に2連休が取れたので、前日の夜行で東北へ向かい、現地で1泊して戻ってくる旅行計画を立てました。
ところが出発前日になって、身内の諸事情により急遽旅行を取りやめることになりました…。

1/15 あけぼの ソロ 上野→大館 1/17 こまち 秋田→東京

座席指定を伴うきっぷの払戻しは、320円の手数料が掛かりますが、出発2日以内の場合、手数料は30%となります。
(30%が320円以下となる場合は320円。)

今回持っていたきっぷは2枚。それぞれの払戻手数料を計算すると…
  • 1/15 上野〜大館 「あけぼの」の特急券・B寝台券
    手数料は寝台券部分(6,300円)の30%で1,890円。
  • 1/17 秋田〜東京 「こまち」の特急券
    手数料は特急料金6,910円の30%で2,070円。
合計3,960円の手数料がかかります。

これを浮かすために、同種のきっぷに1回限り無手数料で変更できる「乗車変更」を依頼しました。

1/30 わかしお 茂原→海浜幕張 1/30 わかしお 茂原→海浜幕張

乗りもしない区間ですが、2週間後の「わかしお」の特急券2枚に変更しました。
区間は茂原〜海浜幕張で、(指定席)特急料金の最低額となる1,010円です。

出発2日以内に変更した指定券類の払戻手数料は、320円ではなく30%で計算されます。
今回の「わかしお」の特急券を払い戻す場合の手数料は、1,010円の30%が320円以下になるので最低手数料の320円となります。

もともと3,960円掛かるはずだった手数料が、結果として320円の2枚分で640円で済みました。
JR側の想定しない方法とは思いますが、制度に反しない合法的な節約術です。

ところで、乗車変更後の「わかしお」の特急券には、一箇所不備があります。
本来は、「2日以内に変更」というゴム印、もしくは赤インク印字を入れて渡すべき券です。
でないと、今回のように30%が320円以下となる指定券類ではなかった場合、2日以内に変更された券であることを見落とし、払戻計算に誤りが出ることになります。
窓口の係員が制度に詳しくなかったのか、忘れただけなのか。もしくは、どうせ手数料は320円になることまで計算に入れていたのか…。

1/31 あけぼの(ゴロンと) 上野→大館 その後1月31日から4連休が取れたので、改めて旅行に行くことにしました。
1月31日の「あけぼの」の特急券です。座席扱いで寝台券不要の「ゴロンとシート」です。
しかし、ちょうどこの時東北地方日本海側が大雪で、「あけぼの」が運休になってしまったので、また計画を変更することになり、この券は無手数料で払い戻しました。



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2011年冬休み旅行レポート その1
 秋田 編

さて、本題に入ります…。
計画が二転三転し、2月1日に秋田新幹線で出発することになりました。

北東北・函館フリー乗車券(ゆき) 北東北・函館フリー乗車券(かえり)

今回使用した北東北・函館フリー乗車券です。往復+乗り放題で18,000円なので、単純往復だけでも元が取れます。

こまち ステップ

東京駅6:56発こまちで秋田へ。東北新幹線区間では、車体幅が狭くホームに届かないので、ステップが出ます。

代行バスの行列
[快速]津田沼5:46東京6:14
[こまち 13号]東京6:56盛岡9:22

盛岡に着いたところで事件発生。秋田新幹線が大雪で運行不能になり、列車は盛岡で打ち切りになりました。
今回、秋田新幹線初乗車のはずだったのですが、しばらくお預けです…。

元々の計画ではこの先秋田まで新幹線を乗り通し、大曲・角館方面へ戻ってくる予定でした。
盛岡から秋田直行便と、田沢湖・角館・大曲の各駅停車便の2種類の代行バスが用意されたので、とりあえず秋田まで行くことにしました。


雪道を進む 秋田に到着 払い戻しの行列

(代行バス)盛岡--:--秋田--:--

3時間弱で秋田に着きました。予定より2時間弱の遅れです。
秋田では特急券の払い戻しが行われました。JRの規則では、2時間以上の遅れの場合と、途中駅で運休となった場合が払い戻しの対象です。
今回は、代行バスで目的地まで輸送は行われ、遅れも2時間以内でしたが、現場の判断なのでしょうか…?

払い戻し対象の証明入り その場で払い戻しを受ける以外に、証明印をもらい後日窓口に持参することもできたので、証明印をもらってみました。

秋田→大曲 特定特急券 秋田→盛岡 に乗車変更

しばらく待つと、秋田新幹線の運転が再開されました。
秋田到着までに予定外に時間が掛かってしまったので、この後の旅程を変更し、大曲・角館を通り越して盛岡へ戻ることにしました。
使用しなくなった大曲までの特定特急券を、盛岡までの特急券に乗車変更しました。

秋田を出発 こまち

[こまち 28号]秋田12:58盛岡14:39

改めて、秋田から乗り潰しのため盛岡まで戻ります。
初めて来るのに見覚えのある景色だと思ったら、散々やり込んだ「電車でGO!2」でした。

大曲にて 大曲では、列車の進行方向が変わります。何度も激突した車止め…。(笑)
大曲駅構内が大雪で、除雪が追いつかなかったことが運休の原因だったようです。

盛岡にて 盛岡で時間があったので、新幹線を1枚撮影しました。

田沢湖線701-5000系(標準軌) 東北本線701-1000系(狭軌)

在来線ホームでも撮影しましたが、701系ばかりでした…。
左:田沢湖線用5000番台(標準軌) / 右:東北本線用1000番台(狭軌)

角館にて 盛岡→角館 特定特急券
[こまち 27号]盛岡15:24角館16:16

盛岡から角館へ折り返します。
全車指定席ですが、秋田新幹線区間は特定特急券で空席を利用できます。

秋田内陸線 角館駅 AN8900形

角館から秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えます。普通列車ですが、車両は急行もりよし号で到着したAN8900形の折り返しです。

秋田内陸縦貫鉄道 硬券 秋田内陸線は北東北・函館フリー乗車券のフリーエリアに含まれますが、記念に初乗り区間の乗車券を1枚購入しました。

暗闇で吹雪… 阿仁合にて

[普通]角館16:32阿仁合17:57
(延着18:14)
[普通]阿仁合18:06
(延発18:16)
鷹巣19:05

すっかり日が暮れました。左の写真は、AN8900形の最前列席からの景色です。暗闇で吹雪というスゴイ天気…。
阿仁合で、鷹巣行に乗り継ぎます。

701系 快速 大館の駅名標

[快速]鷹ノ巣19:26大館19:42

鷹ノ巣から大館まで、奥羽本線に乗ります。鷹ノ巣駅はJRが「鷹ノ巣」、秋田内陸線が「鷹巣」で、表記が異なります。
大館に着くと、駅名標が雪で埋まっていました…。

大館駅前 放置自転車と駐車場 小坂製錬貨物線跡

大館駅前の景色です。町が雪に埋もれています。乗る気の無い放置自転車、出入りできない駐車場…。
3枚目の写真は、小坂製錬貨物線(小坂線)の廃線跡です。以前は旅客営業もしていました。

ホテルルートイン大館駅南 この夜はホテルルートイン大館駅南で一泊します。


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