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都営新宿線10-000形 詳説
最終更新:2007.-3.23
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現在10-000形は、10-300R形・10-300形との置き換えが行なわれています。以下に2004年11月30日時点の編成表を示します。


試作車 1次車 2次車 3次車 4次車 5次車 6次車 7次車 8次車
赤字…廃車 青字…10-300R形へ組込まれた車両

2004年11月30日時点の編成表 (車番の下3桁)
※(n)…n次車・(0)…試作車
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010(0) 011(0) 012(0) 015(1) 016(1) 017(5) 018(5) 019(0) 試作車1次車は引退。5次車は10-320F本編成に組込。(325・326に改番)
020(1) 021(1) 022(1) 025(1) 026(1) 027(5) 028(5) 029(1) 1次車は引退。5次車は10-310F本編成に組込。(317・318に改番)
030(1) 031(1) 032(1) 035(1) 036(1) 037(5) 038(5) 039(1) 1次車は引退。5次車は10-360F本編成に組込。(367・368に改番)
末期は故障した031・032の代替として引退予定だった041・042を組込。
040(1) 041(1) 042(1) 045(1) 046(1) 047(5) 048(5) 049(1) 1次車は引退。このうち041・042は030Fの故障車(031・032)代替とされた。
5次車は10-340F本編成に組込。(341・342に改番)
050(1) 051(1) 052(1) 055(1) 056(1) 057(5) 058(5) 059(1) 1次車は引退。5次車は10-320F本編成に組込。(321・322に改番)
060(1) 061(1) 062(1) 065(1) 066(1) 067(5) 068(5) 069(1) 1次車は引退。5次車は10-360F本編成に組込。(361・362に改番)
070(1) 071(1) 072(1) 075(1) 076(1) 077(5) 078(5) 079(1) 1次車は引退。5次車は10-330F本編成に組込。(335・336に改番)
080(1) 081(1) 082(1) 085(1) 086(1) 087(5) 088(5) 089(1) 1次車は引退。5次車は10-340F本編成に組込。(345・346に改番)
090(1) 091(1) 092(1) 095(1) 096(1) 097(5) 098(5) 099(1) 1次車は引退。5次車は10-330F本編成に組込。(331・332に改番)
100(2) 101(2) 102(2) 105(2) 106(2) 107(5) 108(5) 109(2) 2次車は引退。5次車は10-310F本編成に組込。(311・312に改番)
110(2) 111(2) 112(2) 115(2) 116(2) 117(5) 118(5) 119(2) 2次車は引退。5次車は10-350F本編成に組込。(351・352に改番)
120(2) 121(2) 122(2) 125(2) 126(2) 127(3) 128(3) 129(2) 2次車は引退。3次車は10-340F本編成に組込。(347・348に改番)
130(2) 131(2) 132(2) 135(2) 136(2) 137(3) 138(3) 139(2) 2次車は引退。3次車は10-320F本編成に組込。(327・328に改番)
140(2) 141(2) 142(2) 145(2) 146(2) 147(3) 148(3) 149(2) 2次車は引退。3次車は10-310F本編成に組込。(315・316に改番)
150(2) 151(2) 152(2) 155(2) 156(2) 157(3) 158(3) 159(2) 2次車は引退。3次車は10-330F本編成に組込。(337・338に改番)
160(2) 161(2) 162(2) 165(2) 166(2) 167(3) 168(3) 169(2) 2次車は引退。3次車は10-350F本編成に組込。(355・356に改番)
170(2) 171(2) 172(2) 175(2) 176(2) 177(3) 178(3) 179(2) 2次車は引退。3次車は10-350F本編成に組込。(357・358に改番)
180(2) 181(2) 182(2) 185(2) 186(2) 187(3) 188(3) 189(2) 2次車は引退。3次車は10-360F本編成に組込。(365・366に改番)
190(3) 191(3) 192(3) 195(3) 196(3) 197(3) 198(3) 199(3) 前面種別幕白地
200(3) 201(3) 202(3) 205(3) 206(3) 207(3) 208(3) 209(3)
210(3) 211(3) 212(3) 215(3) 216(3) 217(3) 218(3) 219(3)
220(4) 221(4) 222(4) 225(4) 226(4) 227(4) 228(4) 229(4)
230(4) 231(4) 232(4) 235(4) 236(4) 237(4) 238(4) 239(4)
240(6) 241(6) 242(6) 245(6) 246(6) 247(6) 248(6) 249(6)
250(7) 251(7) 252(7) 255(7) 256(7) 257(7) 258(7) 259(7)
260(7) 261(7) 262(7) 265(7) 266(7) 267(7) 268(7) 269(7)
270(8) 271(8) 272(8) 275(8) 276(8) 277(8) 278(8) 279(8)
280(8) 281(8) 282(8) 285(8) 286(8) 287(8) 288(8) 289(8)

10-000形のうち、試作車1次車2次車を含む18編成は引退し、編成中に組込まれていた3次車5次車の中間車(青字・2両×18編成分=36両)は廃車せず車体更新の上、10-300R形の中間車(6両×6編成分=36両)として組込まれました。なお、10-300形(広義)は6編成目まで(10-310F〜10-360F)は先頭車のみ新製の10-300R形、7編成目から全車新製の10-300形(狭義)となり、12編成(10-370F〜10-480F)が作られます。

都営新宿線は、保安装置の方式がD-ATCに変更されました。試作車1次車2次車の一部はD-ATCを搭載しないまま引退するものもあり、これらが営業運転をしているうちは、保安装置をD-ATCに変更できませんでした。それゆえ、D-ATCしか対応しない10-300形(狭義)との置き換えができません。置き換えが始まるまでは、10-000形の編成から中間車2両ずつを抜き取ってしまうと編成数不足となるため、試作車1次車2次車の中間車もそのまま10-300R形の編成に組込み、暫定的に使用されました。2006年12月の10-360F本編成化を以てこの暫定使用は終了し、試作車1次車2次車は完全引退しました。

こちらのページで、全編成の写真を掲載しています。

以下に、写真付きで簡単な解説を掲載しました。10-000形全盛期の内容です。現状については上記の表をご参照下さい。

試作車 試作車
都営三田線での試験に使われた4両で、都営新宿線開業の際に1次車2両を中間に組み込み10-010Fとして6連で運用が開始されました。後に5次車が2両増結されて8両編成になりました。
 (2004.11.16 桜上水)

1次車 1次車
前述の10-010Fに増結された2両と、10-020Fから10-090Fまでのグループです。6両編成で登場した10-020Fから10-090Fまでは、後に5次車2両を増結し、8両化されました。
 (2004.10.14 笹塚)

2次車 2次車
10-100Fから10-180Fまでのグループで、1次車と同じく6両編成で登場しました。10-120F以降の車両は3次車2両を組み込んで8両化され、追って10-100F・10-110Fも5次車2両の組み込みにより8両化されました。
 (2004.11.12 八幡山)

3次車 3次車
前述の10-120Fから10-180Fまでに増結された中間車と、10-190Fから10-210Fまでのグループです。10-190F以降は8両編成で登場しています。特筆すべきは10-190Fの前面種別幕で、他の編成と異なり白地になっています。
 (2005.-2.15 船堀)

4次車 4次車
10-220F・10-230Fの2編成が4次車のグループです。
10-220Fは2009年11月の車体更新工事により、行先表示器のLED化が行われました。なお、側面の行先表示器は中央に移設されました。
 (2006.-1.-4 笹塚)

5次車 5次車
10-010Fから10-110Fまでの8両編成化用に投入された中間車です。
 (2005.-2.-5 笹塚)

6次車 6次車
4次車と同じ仕様で登場した10-240Fが6次車です。
 (2006.-1.-4 笹塚)

7次車 7次車
10-250F・10-260Fが7次車のグループです。外観は5次車6次車とほとんど変わりませんが、種別・行先表示器がLED式になったことが大きな特徴です。またドア上部に車内案内表示機が設置された他、自動放送装置を搭載しています。
 (2004.10.14 芦花公園)

8次車 8次車
1997年の急行運転開始の際に増備された10-270F・10-280Fが8次車のグループです。従来の車両と比べ、外観が大幅にモデルチェンジされました。側面の凹凸が減り、すっきりとしたデザインになっています。
 (2005.-5.26 桜上水)


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