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2008年春休み旅行レポート おまけ編
 房総各線乗り潰し

名古屋・福岡・関西旅行で青春18きっぷを4回分使い、残りを消化するための突発旅行です。千葉県に住んでいるのに、ほとんど足を踏み入れたことの無い房総方面の乗り潰しです。

千葉にて 津田沼11:09→快速→11:20千葉11:42→(外房線)普通→11:44本千葉

仕事が休みの4月10日、この日は悪天候でしたが、突発旅行を敢行しました。青春18きっぷの有効期限は4月10日までなので、日程をずらせないのです。
津田沼から総武線快速電車で千葉へ出て、外房線に乗り換えました。車両は宇都宮線・高崎線から転属してきた211系3000番台です。

1駅目の本千葉で降りて、写真撮影をしました。この後の乗り継ぎの都合で、乗る電車を予め決めていたので、それまで時間潰しです。

総武快速線直通E217系  内房線113系
左…総武快速線直通E217系 / 右…内房線113系


行灯式接近表示 本千葉駅には行灯式の接近表示が残っていました。以前は関東各地で見られましたが、LED式の発車案内が増えてきたため、最近ではなかなか見られません。
(画像にマウスを合わせると点灯します。)

外房線113系 本千葉12:12→(外房線)普通→14:19安房鴨川

さて、旅はここからが本番です。外房線を終点の安房鴨川まで乗り通します。車両は113系です。

荷物室 最後尾は荷物室扱いになっていました。これは房総地区の新聞輸送の為です。以前は両国駅の頭端式ホームからクモユニ143形による新聞輸送が行われていましたが、現在は113系の一部を仕切って荷物室として使用しています。

菜の花弁当 千葉駅の駅弁「菜の花弁当」を車内で食べました。

安房鴨川に到着 安房鴨川14:22→普通→16:24木更津

2時間強で、終点の安房鴨川に到着しました。外房線完乗です。
接続時間3分で内房線に乗り換え、木更津まで2時間強乗車します。

東京湾フェリーの広告 内房線の浜金谷駅にある東京湾フェリーの広告です。このフェリーで対岸にある三浦半島の久里浜まで行けます。以前、千葉から浜金谷・フェリー経由で久里浜へ行ったことがあるので、今回この時点で内房線完乗になりました。

キハ30形 木更津から久留里線に乗り換えます。非電化路線で、車両の近代化も進んでいません。写真はキハ30形で、現在現役では久留里線用の3両のみの存在です。

キハ38形 3両編成で残りの2両はキハ38形でした。こちらは八高線用キハ35形の更新名義で7両が製造され、現在は全車久留里線に所属しています。

上総亀山にて 木更津16:29→普通→17:34上総亀山

木更津から1時間強で、終点の上総亀山に到着しました。

車止め この先、木原線と接続して、大原までの房総横断路線が建設される計画がありましたが、中止されています。木原線は「木更津」と「大原」から1字ずつ取った路線名でしたが、計画が達成されないまま廃止され、第3セクターのいすみ鉄道に転換されました。
大原からの房総横断は、上総中野で小湊鐵道に連絡し五井へ繋がっています。また、小湊鐵道も外房の安房小湊を目指して建設されましたが、上総中野までの開業にとどまりました。さらに、京成千原線がちはら台から海士有木へ延伸され、小湊鐵道と直通運転する計画も、免許自体は有効ですが、凍結されています。このように、房総半島の路線は、どれも当初の計画が達成されないままになっています。

カピーナ号 上総亀山18:00→普通→18:17久留里/久留里駅前18:28→鴨川日東バス カピーナ号→19:34千葉駅/千葉19:47→快速→19:58津田沼

帰りは高速バスを利用しました。高速バス「カピーナ号」は、安房鴨川〜千葉 間を結ぶ路線で、上総亀山〜馬来田 間は久留里線と並行します。今回は乗り継ぎの移動距離と待ち時間を考慮した結果、久留里からバスに乗りました。
ちなみに、「カピーナ」とは鴨川の「か」と千葉の名産ピーナッツを合わせた造語だそうです。


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