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2004-2005年冬休みレポ その1
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2004-2005年冬休み旅行レポート その1
本州脱出編
2004年・2005年の年末年始、父親の赴任先である札幌へ家族で行くことになりました。私は単独で札幌への往復で、普通列車の旅を楽しみました。今回のレポートはその報告です。
津田沼4:56→快速→5:23東京
12月30日、東京駅6時発の東北新幹線を利用するため、前回と同じ総武線快速の初電を利用しました。年末年始はグリーン車が200円安いホリデー料金になるので、これを利用しました。
東京6:00→はやて91号→9:10八戸
臨時列車のはやて91号で八戸へ向かいました。
今回は札幌まで普通列車で行くことを目標に計画を立てましたが、あまりに遠くて1日で辿り着けないので、青森までは特急を利用することにしました。本当は前日の夜から寝台特急あけぼの号を利用しようと考えていましたが、10月23日に発生した新潟中越地震の影響で運休となっていたため、新幹線経由にしました。
東京駅を定刻で発車したはやて号でしたが、ポイント故障が発生した古川駅で一時停車しました。時間通りに着けるか不安になってきました。
八戸9:26→つがる91号→9:59野辺地
はやて91号は何とか定刻の9:10に八戸に到着しました。この後青森行の普通列車が9:09発で、ギリギリ接続できないので、後続の特急つがる91号で野辺地まで追いかけることにしました。実は普通列車の発車が遅れていたので乗ることはできたのですが、既に特急券が購入済みだったので普通列車は見送りました。
つがる91号は臨時列車で、E751系が使われる定期列車とは異なり、国鉄特急色の485系が使われます。方向幕の回転中、かなり懐かしい表示が見られました。写真のつばさの他、はつかり・鳥海・こまくさなどが残っていました。
485系でしか見られないつがる号の愛称幕を撮影しようと先頭車に回ったのてすが…これでは何が表示されているのかわかったもんじゃありません。雪国の冬は初体験の私にとっては考えられない出来事でした。
乗車すると、ドアの車内側さえもこんな状態でした。
野辺地10:05→普通→10:51青森
つがる91号は9:59に野辺地に到着する予定でしたが、雪のために少々遅れて到着しました。ここで普通列車に乗り換えます。ホームに降りるとそこは吹雪の中でした。
つがる91号の到着を待っていた普通列車は、定刻から少々遅れての発車となりました。青森での接続時間が8分しかないだけに、非常に不安になりました。
ここ野辺地駅から札幌の琴似駅まで、約12時間の普通列車の旅です。
普通列車の旅に欠かせないのが「青春18きっぷ」です。今回はみどりの窓口のない一部の有人駅で発行される、常備券の青春18きっぷを購入しました。JR東日本・東海では、みどりの窓口がない全ての駅にPOS端末が導入され、この常備券は姿を消しました。私はJR西日本の筒石駅で行なっている通信販売を利用しました。
(通信販売の利用方法については、こちらをご覧下さい。)
青森10:59→普通→11:35蟹田
さて、列車は5分程の遅れで青森駅に到着しました。ここから津軽線の普通列車で蟹田へ向かいます。写真の奥に止まっているのはここまで乗ってきた東北本線の下り普通列車、中央は東北本線の上り普通列車、手前がこれから乗る津軽線の普通列車です。東北地方の電化区間は701系ばかりです。
蟹田11:44→特急スーパー白鳥1号→12:33木古内
蟹田で普通列車の旅はひとまず終わり。ここから特急列車に乗車しました。…と言うか乗れる列車が特急しかないのです。津軽海峡線の蟹田-木古内間は特急列車しか運行されていないからです。このため、特例として自由席のみ青春18きっぷで利用できる措置がとられています。石勝線の新夕張〜新得間も同様です。
中小国駅を通過し、JR北海道に入りました。その次の津軽今別駅はJR北海道で唯一本州にある駅です。厳密に言うと竜飛海底駅も本州ですが…。
青函トンネルに入り、車内のLED案内に現在の位置が表示されました。青函トンネルを抜ければそこは北の大地、北海道です。
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