本部(トップページ)レポート > 2005年夏休みレポ その1 その2 その3 その4 その5
2005年夏休み旅行レポート その1
 「サンライズゆめ」・一畑電鉄編

父が2005年から大阪に赴任し、この夏は家族で大阪へ行くことになりました。安く西へ行く方法として「サンライズゆめ」のノビノビ座席を思いつき、広島まで全区間特急券を買ったために、とりあえずの行先は大阪よりも更に西になりました。(笑)そんな旅の報告です。

発車案内津田沼21:14→快速→21:42東京

8月15日夜、「サンライズゆめ」に乗るため、東京駅へ向かいました。定期列車の「サンライズ瀬戸・出雲」の10分後の発車です。

ノビノビ座席入線した「サンライズゆめ」に早速乗り込みました。ノビノビ座席はこんな感じです。ここは座席扱いなので、寝台料金(6300円)不要で横になれます。

岡山到着東京20:10→寝台特急サンライズゆめ→7:34岡山

岡山に到着しました。列車は広島行ですが、私はここで降りました。ちなみに同行していた母と弟はそのまま広島へ向かいました。
東京駅を定期列車の10分後に出た「サンライズゆめ」ですが、岡山には1時間程遅く着きます。定期のサンライズが通過する京都以西の主要駅に降車可能な時間に停車させるため、どこかで運転停車をするのでしょう。

吉備線・総社にて岡山8:07→(吉備線)普通→8:45総社

岡山から、私が今までに足を踏み入れたことのない山陰へ向かいました。倉敷から伯備線を通るL特急「やくも」に乗り継ぐのが順当なルートですが、乗り継ぎ時間が長いので、吉備線で総社まで斜めに抜けることにしました。距離は短くなりますが、非電化ローカル線の普通列車なので、特急で倉敷を回るよりも時間がかかります。

やくも・総社にて総社8:47→L特急やくも3号→11:08松江

2分待ちでL特急「やくも」に乗り継ぎ、松江へ向かいます。短い3両編成です。

やくも・車内車内の座席はモケットこそ張りかえられているものの、国鉄時代のままの簡易リクライニングシートです。381系の特徴であったベネシアンブラインドはカーテンに替わり、ブラインド操作用のハンドルがあった場所は丸い金属板で塞がれていました。

松江到着松江に到着です。鳥取県を抜け島根県へ突入しました。これで山陰2県制覇です。ちなみにこのレポートを書いている時点で和歌山・宮崎・沖縄が未踏です。
よく考えたら、松江まで行くのなら「サンライズ出雲」にしておけば直通だったような気がしますが…。(笑)

一畑電鉄2100系・松江しんじ湖温泉駅にて松江駅11:15→バス「まつえウォーカー」右回り→11:27松江しんじ湖温泉

松江駅からバスに乗り、一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅に向かいました。
山陰に行くことを決めた時点で、自動的に目的地はココになりました。一畑電鉄には京王線で活躍した5000系が走っているのです。(笑)
一畑電鉄には北松江線と大社線の2路線があります。まずは両線の接続駅である川跡へ向かいます。

※2006年4月から従来の「一畑電気鉄道株式会社」は持ち株会社となり、子会社となる「一畑電車株式会社」が設立され、鉄道事業の運営に当たることになりました。

日本一長い駅名松江しんじ湖温泉11:34→普通→11:22川跡

元京王5000系の2100系に乗り、松江しんじ湖温泉駅を出発しました。
出発して1駅目の駅名標を撮ってみました。「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前」は、日本一長い駅名です。以前は古江という何の変哲もない駅名でした。
ちなみに一畑電鉄はやたら長い駅名が多く、駅名改称によるものが「松江しんじ湖温泉」(旧:松江温泉)、「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前」(旧:古江)、「出雲科学館パークタウン」(旧:大和紡前)、新駅として出来たものが「松江フォーゲルパーク」が挙げられます。また「湖遊館新駅」は、駅名の中に「駅」が含まれる珍しい例です。新駅であることをアピールしたいのでしょうが、いずれ新駅と呼べなくなった頃にはどうするのでしょう。フレッシュひたちと同じ疑問が沸いてきます。(笑)
※「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前」駅は、美術館自体が閉館となったため、2007年5月21日に「松江イングリッシュガーデン前」駅に改称されました。

宍道湖沿岸を行く電車は宍道湖の沿岸を走ります。
窓の両脇の柱の太さが左右で異なることにお気づきでしょうか。これは、元々3扉だった京王5000系を2扉に改造したため、撤去された扉の部分が不規則な窓配置となっているためです。

一畑口でスイッチバック途中一畑口駅では進行方向が変わります。写真左の線路から入ってきて、折り返し右の線路に出ます。
かつてはここから一畑までの路線がありましたが、戦時中に鉄材供出のためにレールが撤去され、そのまま廃線になりました。

予備車・川跡にて川跡で大社線に乗り換えます。構内には予備車の60型が留置されていました。元は西武の車両です。

元京王5000系2本並び・出雲大社前にて川跡12:23→普通→12:34出雲大社前

大社線の終点、出雲大社前に到着しました。
ここまで写真左の2100系に乗ってきましたが、出雲大社前で5000系「出雲大社号」と並びました。こちらも元京王5000系ですが、車内は急行仕様になっています。偶然なのか一畑電鉄でも5000系の形式が与えられました。

出雲大社へ続く道駅前から続く道を行くと出雲大社に出ます。また、反対側へ行くと旧JR大社線の大社駅跡があります。今回は見に行く時間が無かったのでパスしました。

山陰本線が併行出雲大社前13:03→普通→13:14川跡13:16→普通→13:25電鉄出雲市

出雲大社前から川跡へ戻り、再び北松江線に乗車しました。先程の続きです。
終点電鉄出雲市の1つ手前、出雲科学館パークタウン付近からJR山陰本線と合流し、双方が出雲市へ向かいます。

電鉄出雲市に到着終点電鉄出雲市に到着しました。これで一畑電鉄は完乗です。ちなみに川跡から乗ってきたのは3000系で、元は南海の21000系です。


続きを見る


© 2004-2008 とーます
無断転載を禁じます。
転載ご希望の方はご連絡下さい。

inserted by FC2 system