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桜木町廃止1周年ウォーキングレポ その1
その2
桜木町廃止1周年・東横線ウォーキングレポート その1
東白楽〜横浜(地下化区間)編
2004年1月30日、横浜高速鉄道みなとみらい線の開業に伴い、東急東横線の横浜〜桜木町間が惜しまれつつ廃止となりました。終電を見送った廃止の日からちょうど1年となる2005年1月30日、私はこの区間の廃線跡の現況を確かめるべく、ウォーキングに出かけました。今回は清瀬駅利用者さんのHPと共同企画のオフ会としての実施になりました。
旅のスタートは東白楽駅です。参加者は清瀬駅利用者さん、901さんを含む4名です。
ここから東横線沿いに歩きます。
東白楽駅から横浜方面へは高架線が延びています。
このあたりは、横浜〜桜木町間の廃止と同時に線路が地下化され、ちょうど線路の切り替えが行なわれた場所です。当日の夜は線路脇の公園に多くの人々が集まり、終電の見送りが行なわれました。
以前は見上げると高架線がありました。今は地下に潜ってゆく電車が見えます。
線路が地下になってしまったので跡地には何もありません。写真の奥が地下の入口、手前が反町駅側です。
ちなみにこの場所にはかつて、新太田町駅がありました。1945年に戦時下の輸送制限で休止され、そのまま廃駅になりました。写真は廃駅跡に立つ石碑です。
高架線があった頃は、廃駅前の乗り場案内が当時のままで残存していました。今は見ることは出来ません。
反町駅方向へさらに歩きます。高架橋や橋脚が残っている場所もありました。
反町駅前には、線路のガードがそのまま残っていました。架線や線路は撤去されています。
反町駅は、駅舎は以前のままで、ホームのみが地下になりました。
反町-横浜間にはトンネルがありました。線路は撤去されているものの、当時の面影を残していました。
トンネルを抜けた所にはかつて、神奈川駅がありました。1950年の廃止です。
トンネルから延びる高架線跡は、さらに横浜駅方向に続いています。
首都高の下をくぐれば横浜駅に到着です。当時と変わらない風景は、今にも電車が走ってきそうです。
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